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金属系サイディングとは、金属でできたボードの上にメッキ加工をし、 ボード裏に断熱材を裏打ちしたものをいいます。 おもに、ガルバリウム鋼板やアルミ、ステンレスなどが使われます。
窯業系サイディングは住宅のおよそ7割をしめていますが、 金属系サイディングはおよそ1割ほどです。 金属の外壁というと、工場などのイメージがありますが、 金属系サイディングは、断熱性の高さや耐震性のよさなどから 一般住宅での利用も増えています。
基本的には、外壁材は軽いほうが耐震性がよいとされており、 金属というと重いイメージがありますが、 金属系サイディングは、外壁材のなかでも軽い壁材の一つです。
金属という材料の一番の欠点はサビがあげられます。 金属のサビは、金属が水にふれることでおこってしまいます。 なので金属系サイディングでは、風雨からまもるための表面塗装が必要です。
日々のメンテナンスとしては、汚れを落とすために水で洗い スポンジなどで軽く表面をこすることをおすすめします。 高圧洗浄機などを使うと表面の塗膜に傷がつき、 サイディングにまで水がたっし、サイディングの劣化の原因を作ってしまいます。一般的には、半年1回のペースおこなうのが望ましいですが、 海に近い場合は、3か月に1回のペースでおこなう必要があります。
サイディング表面に傷がついてしまった場合、ほおっておくと サビが進行し、サイディングの耐用年数を大幅に縮めてしまいます。 塗膜がはがれ、サイディング表面が露出し、傷が付いてしまった場合は、 はやめの対策が必要です。
・ガルバリウム鋼板
基本的にはサビにくい材質ですが、まったくサビないということは ありません。 サイディングボードの切断面からサビが進行する傾向にあります。 メンテナンスが難しい傾向にあり、ガルバリウム鋼板の使用に 否定的な業者もいます。 表面塗装によって防サビ対策を十分にとることが必要です。
・ステンレス
ステンレスを用いたサイディングは少ないですが、 使用される頻度は年々増えてきています。 ステンレス自体サビにくい素材であり、防サビ塗装することによって 非常に耐候性の高い外壁材となります。
・アルミニウム
金属として非常に軽量であり、加工のしやすい素材です。 サビに関しては、アルミニウムがさびているイメージは あまりないかもしれません。 しかし、アルミサイディングは100%アルミであるわけではありません。 合金なので、サビが発生することはあります。 十分なサビ対策をとることで、外壁材としてとても有用なものとなります。
・スチール
鉄を主成分とする合金で、水に弱い傾向にあります。 塗装によるメンテナンスを十分におこなうことが必要です。
・トタン
現在では、あまり用いられることはなくなりましたが、 一昔前は金属サイディングの主流として扱われていました。 サビやすい傾向にあるため、防サビを徹底する必要があります。
金属系サイディングは、防さび効果のある塗料で塗装をすることが基本です。 サイディングに発生するサビは、赤サビと白サビがあります。 赤サビは、サイディング切り口部分から発生するもので、 白サビは、サイディングの表面に白い斑点模様のように発生します。 このサビを両方とも綺麗に取り除いたうえで、壁を洗浄し塗装します。
現在の金属サイディングは、ガルバリウム鋼板やアルミニウム、ステンレス などですが、一昔前はトタン製サイディングも使われていました。 ガルバニウム鋼板などはもともとがサビにくい素材なので、 メンテナンスとしての塗装もあまり必要としない場合もあります。 しかし、トタンの場合はサビやすく、現在主流の金属サイディングより 塗装メンテナンスの間隔はせまくなります。
表面の塗膜の劣化現象として、チョ―キングがあげられます。 壁にふれると白い粉が手につくようになります。 このような状態になった場合、塗装することがおすすめです。
塗装の場合は、フッ素系樹脂塗料などの耐候性の高いものを使用するのが よいと思います。 現在使用されているガルバリウム鋼板の場合、メーカーから保証がついており、 色あせや穴あき赤サビの保証はほとんど10年となっています。 ですので、およそ10~15年を目安に塗装をおこなうのがよいでしょう。
サイディングを張り替えには、部分的な張り替える方法と 全面的に張り替える方法の2つがあります。 劣化の程度により、補修や塗装では修繕しきれない場合、 サイディングの張り替えをおこないます。
サイディングは数枚のボードを壁にはりつけ、つなぎ目(目地)部分を シーリング、またはコーキング材(液状のゴムのような接着剤)で つなぎあわせます。 金属サイディングの一部分の劣化が激しい場合、その劣化部分のあるボードを 目地部分を切断し、取り外します。 そして、新たなサイディングをはめ込みます。 その後に塗装をおこなえば、はめ込んだ部分が目立たずにすみます。
全体的なサビや傷が目立つ場合は、全面的な張り替えをおこないます。 張り替えの際は、耐震性などの理由から 他の種類のサイディングは使用せず、金属サイディングから金属サイディング への張り替えがよいでしょう。
今の壁を張り替えずに、その上から新しい外壁材を張り付ける工法を 重ね張り(カバー工法)と呼びます。
モルタル壁や窯業系サイディングなどの上から新たなサイディングを 重ね張りする場合、ほとんど金属系サイディングが利用されます。 重ね張りは、外壁材が2重になるため、外壁の重さが増し、 耐震性に影響がでてきます。 そのため、軽い外壁材として金属系サイディングがほぼ唯一 重ね張りのための外壁材として利用されています。
金属系サイディングは、断熱性や遮音性にすぐれているため、 既存の壁に重ね張りすることで断熱効果を高めることもできます。
サイディングの目地部分をコーキングで埋めることは 窯業系サイディングと同様ですが、 窯業系サイディングは、このコーキングが外部に露出しています。 そのため、風雨にさらされ劣化をおこし、サイディングより先に コーキングが劣化してしまう現象がおきてしまいます。
金属系サイディングの場合、目地部分のコーキングの露出部分が少なく、 劣化スピードが窯業系サイディングよりおそくなります。 また、もともとコーキング材は気温、湿度により膨張、収縮する サイディングボードの緩衝材の役割があります。 金属系サイディングは窯業系サイディングと違い、膨張や収縮が少ないため、 コーキング材への負荷があまりなく、劣化しづらくなります。
コーキング材には、可塑剤というものが含まれています。 可塑剤とは、ゴムなどに含まれ弾性(伸縮性)を保つためのものです。 年月とともに可塑剤が外に染み出し、コーキングは硬化してしまいます。 コーキングが硬化し、ヒビ割れや剥がれなどの劣化現象がおきると、 そこから水が入り込み、サイディングの劣化につながります。 そのため、コーキングも劣化すれば、それを剥がし、 新たなコーキングを目地部分に充填する必要があります。
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