砂利とは、直径 2 mm 以上の岩石片のことで、砂よりも大きいものを指します。土木工学においては、礫（れき、つぶて）と呼ばれ、　　　　　　　　　　　　　  5 mm 以上のものが全体の 85 % 以上混ざっている集合体のことを指します。　主にコンクリートをつくるための骨材（粗骨材）として利用されます。

大きさによる分類は種々の分類法がありますが、　　　　　　　　　　　　　　　土壌を工学的材料としてみる場合の分類は土壌分類と呼ばれ、　　　　　　　　　 2 mm ~ 75 mm までの大きさのものを礫と呼びます。　　　　　　　　　　　　それ以下のものは砂、シルト、粘土であり、それ以上のものは石と呼ばれます。

用途としては、およそ 36 mm 以下のものはコンクリート用の骨材として使われ、この大きさのものを小砂利と呼ぶこともあります。　　　　　　　　　　　　　　それ以上のものであると、道路用や線路用の砂利として使用されます。

砂利と呼ぶ場合は、ほとんど天然物のことを指し、　　　　　　　　　　　　　　人工的に機械で砕いて作られたものは砕石（さいせき）と呼ばれます。