神奈川、埼玉、千葉、栃木で住宅リフォームなら
株式会社アールウィル
【柏店】 千葉県柏市若柴178-4
柏の葉キャンパス148街区2ショップ&オフィス棟6階
【仙台店】仙台市若林区若林6-5-9-101 【府中店】東京都府中市本町1-12-2
【桶川店】埼玉県桶川市五町台30-4 【足利店】栃木県足利市山川町5-16
【厚木店】神奈川県厚木市旭町1-21-12三紫ビル3D
受付時間 | 8時から18時まで |
---|
タイルは、内装にも多く用いられますが、外壁材としても用いられます。
タイルは粘土、陶土や大理石など多様な種類があります。 タイルの主体となる部分を素地(きじ)とよび、素地の性質などにより 陶器、せっ器、磁器などの分類があります。 外壁材としては陶磁器のタイルが多く用いられます。
本来タイルは、1枚1枚を接着剤やモルタルなどで固定していきますが、 施工の手間がかかるため、あらかじめ1枚のシート状にタイルを張り合わせた ものが使われることもあります。
建築材として、タイルは耐候性が非常に高く、タイル自体の劣化は少なく タイルが壁からはがれて落下してしまうなどの接着の問題があります。 現在では接着剤の性能向上によりそのようなことも少なくなっています。
すぐれた耐候性やメンテナンスの容易さなどがあり、 公共施設やマンションなどで用いられることが多いです。
・陶器質
素地は多孔質(すきまが多く密度が小さい)です。 そのため、吸水性があります(吸水率22%以下)。 粘土を窯でおよそ1100~1300度で焼き上げたものです。 透明性がなく、たたくと鈍い音がします。 陶器質は吸水性が高いため、寒冷地において水を吸ったタイルが 凍りつき膨張して破損してしまう場合があります(凍害)。
・磁器質
素地は緻密でかたく、吸水率は低いです(1%以下)。 粘土質物や石英、長石などを主原料としおよそ1300度で焼き上げられます。 透明性があり、たたくと高く澄んだ音がします。 吸水率が低いため、凍害の心配はありません。
・せっ器質
陶器質と磁器質の中間に位置する性質を持ち、 素地はかたく、吸水率は低いです(5%以下)。 窯でおよそ1200~1300度で焼き上げられ、 透明性、吸水性がともにないものをいいます。
・湿式工法
下地としてモルタルなどを用いて、その上からタイルを貼っていく方法です。 モルタルはセメントと砂と水を使ってつくられ、 現場で水が使われることから湿式工法とよばれます。 現場で下地のモルタルにタイルを1枚1枚貼っていく方法で 昔からおこなわれている方法です。 タイルをあらかじめシート状に加工して張りつける方法や マンション、ビルなどの大型建築物において コンクリートで壁の下地を作るのと同時にタイルを施工する 先付け工法などもあります。 また、工場で板にタイルを張り付け、それを現場で壁に貼り付ける 方法もあり、これらすべてが湿式工法とよばれます。
・乾式工法
湿式工法よりも新しい施工法で、壁に下地となる ベースサイディングを張り、そこにタイルを張り付けていきます。 タイルを張るのは、接着剤を用います。 かつては、接着剤の劣化によりタイルが剥がれ落下してしまう 問題もありましたが、現在では、接着剤の技術の進歩により 大きな地震においても剥がれないものもあります。
タイルは耐性に優れ、壁からの剥落や外部からの衝撃で タイルが割れたり欠けたりする以外には、ほとんど劣化のない素材です。 壁からの剥がれおちは下地や接着剤が原因であり、 タイル自体の劣化ではありません。
基本的に、タイル張りの外壁は塗装の必要があまりありませんが、 酸性雨や凍害、汚れといった要因でタイルも全く劣化しないわけではありません。また、水がタイルの裏側にまで入り込んでしまうと、 下地のモルタルに含まれるセメントの石灰成分が溶け出し、 タイルの目地部分から表面にあらわれ白く固まってしまいます。 このような現象を白華現象、またはエフロレッセンスといいます。 これらを防ぐ目的でタイル張りの壁面の塗装が必要な場合があります。
クリヤー塗料(透明な保護用塗料)をつかってクリヤー塗装をし、 表面に塗膜を形成し保護する方法や、 目地部分から内部に浸透し、吸水防止のための層をつくり、 白華現象などを防ぐための塗料もあります。
タイルには、塗装できないタイプのタイルがあります。 ラスタータイルと呼ばれるものと、表面に撥水加工をした素焼きタイルなどです。
ラスタータイルのラスターとは、「艶」や「光沢」を意味し、 別名「パールタイル」と呼ばれることもあります。 表面がパール状の光彩を発するタイルで、ラスター釉という釉薬を用います。 ラスタータイルは塗装ができないため、メンテナンスとしては、 専用の洗剤を用いた洗浄作業になります。
もう一つの塗装できないタイルとして、撥水加工したタイルですが、 撥水加工とは、タイル表面に水を垂らすと水が弾かれ玉状になります。 もともとタイル自体が塗料が定着しづらい素材ですが、 撥水加工により塗料の定着がより困難になり、塗装をおこなうことはできません。
陶磁器タイル用塗材
ファイングラシィSiクリヤー (超低汚染形ターペン可溶2液形アクリルシリコン樹脂クリヤー) グラシィガード (陶磁器タイル目地用浸透性吸水防止材)
実際にお客様のご自宅、現場を見ながらの直接の相談、見積りの提示などはすべて無料です。ご契約成立まで一切お金は発生いたしません。
お手数ですがお電話の際には「ホームページから」とお伝えいただければ 大変ありがたいです。
受付時間:8時から18時まで
休業日:年末、年始