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窯業系サイディングは、セメントを主原料とし、木質系成分(繊維質)を まぜてできる人工の外壁材です。 セメントは上からの垂直な圧力に対して強い力を発揮しますが、 曲げや引っぱりに対しては弱いものです。 そこに繊維質を加えることで強度を付加したものが窯業系サイディングです。
窯業系サイディングは、現在、新築住宅のおよそ7割にしようされており、 外壁材の主流となっています。 かつてはモルタル壁が外壁の主流となっていましたが、 工事期間の長さやコストの高さなどから新築住宅での モルタル壁の施工は減少しています。
窯業系サイディングは、工場で大量生産されるボード型壁材なので、 初期費用をおさえることができます。 しかし、窯業系サイディング自体に防水性がないため、 表面を塗装することによって防水機能を付加させます。 この塗装は定期的なメンテナンスが必要で、およそ10年に1回程度です。
窯業系サイディングは、表面を塗装することによって防水機能を付加させるため、その塗装した塗膜が劣化してしまうと、サイディング自体に影響がでます。 また、サイディングは壁に貼り合わせたつなぎ目の部分(目地)をシーリング、 またはコーキング材(液状のゴムのような接着剤)でつなぎあわせます。 これは、サイディングの膨張や収縮に対応するための緩衝剤になります。 壁全体を1枚の大きなサイディングボードで覆うと、膨張や収縮によって クラック(ヒビ割れ)がおきやすくなってしまいます。 しかし、このコーキング材の劣化もサイディングに影響します。
窯業系サイディングは、およそ5年以上たつと色あせや変色、汚れ がでてきます。 10年ほどたつと、チョ―キング現象(壁にふれると手に白い粉がつく)や コーキング材の劣化がおこります。 そして、カビやコケが発生してしまいます。 チョ―キング現象からカビ・コケの発生までが塗り替えのタイミングです。 塗り替えの際にはコーキングのメンテナンスも必要です。
サイディング自体が剥がれれてきたり、うきあがあってくると 場合によっては、サイディングをもう一度はり直す必要もあります。
窯業系サイディングに塗装をする場合は、そのサイディングが どのように貼られているかに注意します。 サイディングには、直張り工法と通気工法の2種類があります。 2000年4月以降には通気工法が標準工法と定められていますが、 それ以前は直張りが標準工法とされていました。
通気工法は、サイディングと構造材(柱や骨組)の間に通気層 という層があり、水分を外に逃がす作用があります。 しかし、直張り工法では通気層がなく、サイディンング内部に 湿気がたまってしまいます。 これが蒸発する際に、日光で温められ柔らかくなった塗膜を 押して、膨張してしまいます。 塗膜の剥がれる原因となるため、直張り工法では、 塗装ではなく張り替えをするのがよいでしょう。
通気工法の場合、塗装が可能ですが、窯業系サイディングは 熱や水分を吸収しやすい性質があるため、弾性 塗料(伸縮性のある塗料) を使用すると、熱で柔らかくなった塗膜が蒸発した水分に押され 膨張してしまいます。そのため、弾性塗料を用いずに塗装します。
塗料は顔料というものによって色や艶が決まります。 この顔料を含まないものをクリヤー塗料という透明な塗料です。 壁に高い意匠性(デザイン性)があるものや、 壁に何色もの色が使われており、一般的な塗料で塗り分けるのが難しい場合など クリヤー塗料を用いて塗装をおこないます。
クリヤー塗装は、外壁の劣化が激しい場合はおこなうことができません。 クリヤー塗装をしたい場合は、一般的な塗装目安よりも早い段階で おこなうことが理想です。 クリヤー塗装をおこなった後のクリヤー塗料の劣化現象は、 透明度がなくなり白く濁っていくことです。 このような状況のときがクリヤー塗料の塗り替え目安になります。 クリヤー塗装がおこなえない場合は、一般的な塗料で単色(1色)で塗りつぶすか、あるいは数色(2~3色)で塗装をおこないます。
もともとの壁に意匠性がなく、単色の場合は、クリアー塗装ではなく 一般的な塗装のほうがよいでしょう。 なお、クリヤー塗料においても、艶ありや艶消しなどの種類があります。
窯業系サイディングはデザインが豊富であることが特徴です。 石調、木目調、タイル調などのデザインがあり、 張り替えをおこなうならば今の壁とデザインを一新することもできます。 また、サイディングは全面張り替えだけでなく、部分的張り替えも可能です。 張り替えの際はどの範囲の張り替えが必要なのかを検討します。 今のサイディングの上から新しいサイディングをはる カバー工法(重ね張り)という方法もあります。
サイディングの劣化状況が悪く、コーキング材もいたみ、 ひびわれがみられる場合、サイディングを新しく張り替え工事をおこないます。 一度サイディングを全て剥がし、下地の状態を確認します。 下地の状態も悪い場合は、下地の補修もおこなう必要があります。 サイディングの張り替えをおこなったら、目地に新しいコーキング材を ほどこし完成します。
サイディングの劣化があまりなく、サイディング内側の劣化も少ない場合、 新たなサイディングを上から重ねてはるカバー工法(重ね張り)をとります。 サイディングが2重になるため、重量が増してしまうのが欠点です。 壁の重量が重いと耐震性に影響がでます。 軽さを考慮すれば、新たなサイディングは金属系サイディングを選びます。 (屋根の重さとのバランスも耐震性に影響するので、ただ軽ければよいという わけではありません。)
カバー工法は、張り替えと比べ廃材があまりでず、また壁が2重になるので 断熱性や遮音性が高まるという利点があります。 工事期間も張り替えと比べ短くすみます。
サイディングボードの目地部分をつなぐコーキング材には 可塑剤というものが含まれています。 可塑剤とは、ゴム製品などに含まれ弾性(伸縮性)を保つためのものです。 しかし、コーキング材の劣化とともに中から可塑剤が染み出してきます。 可塑剤は粘着性があるため、汚れがつき黒くなっていきます。
コーキング材から可塑剤が染み出すとコーキング材自体が痩せて細くなり、 また硬化していきひび割れがでてきます。 ひび割れが内部のほうまで達すると雨水が浸食し、建物内部に悪影響がでます。 放置しておけば、コーキング材が剥がれたり、完全に硬化してボロボロに なってしまいます。
コーキング材の修繕は、全て剥がして新しくコーキング材を打つ「打ち替え」と 今あるコーキング材の上から新しく継ぎ足す「増し打ち」があります。 サイディングの目地部分は打ち替えをおこなうほうがいいですが、 窓サッシなどの部分は、無理にコーキングを剥がそうとするとサッシを 傷つけるおそれがあります。 そのような場合は、増し打ちをおこない補修します。
コーキング材の修繕を、塗装とともにおこなう場合、、 コーキングの補修あとに塗装をする(コーキング材の上も塗装する)と 塗膜によりコーキング材も保護されます。 しかし、コーキング材の方が柔らかいため伸縮し、塗膜が割れてしまう ことがあります。 一方、塗装のあとにコーキングの補修をおこなう(コーキング材は塗装しない)と塗膜の割れの心配はありませんが、保護がないため、劣化がはやまります。
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