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金属

元素においては、およそ4分の3を占めるほど多くの種類があり、       化学的には、自由電子と陽イオンによる化学結合(金属結合)をするものを   「金属」と定義できます。                         工業的な材料としては、鉄鋼)と非鉄金属に分類されます。

金属全般の性質

金属全般に当てはまる性質として以下の5つが挙げられます。

 ・常温で固体であること(ただし、水銀は除く)。

   水銀を除いて金属は常温で固体の状態で存在します。             一般的に金属は融点が高く、鉄の場合は 1536 度にもなります。        しかし、ほとんどの金属は融点に達しなくても                固体の状態のまま温度によって内部の結晶構造が変化し、           その性質も変化します。                          このような変化を固相変態(こそうへんたい)と呼びます。

 

 ・塑性展性、または延性)を持ち、加工性が高いこと。

   金属は他の元素と比べて硬いイメージがありますが、             金属は展性、または延性などの性質をもち、加工が容易で           工業的には利便性の高い材料です。 

 

 ・金属光沢をもつこと。

   金属には特有の光沢をもつものが多く、金属光沢と呼ばれます。        よく磨かれた金属表面は光の反射率が高く、不透明な輝きを持ちます。     また、金属によっては特定の波長の光を吸収(選択吸収)し、         その金属特有の色を持ちます(金や銅など)。

 

 ・熱伝導性、電気伝導性が高いこと。

   一般的に、金属分子には分子内を自由に動き回れる電子である         自由電子と呼ばれるものがあり、熱や電気の伝わりやすさは          この自由電子が要因の一つです。                      

 ・水溶液中で陽イオンになること。

   金属元素は電子を放出し、+の電荷をもつ陽イオンになると          安定するものが多くあります。

金属の化学的性質による分類

金属の分類には種々のものがありますが、                  主なものとして、以下のようなものがあります。

 ・重金属と軽金属

   金属を比重によって分類する方法です。                   比重とは、ある物質の質量を同じ体積の標準物質(通常は4℃の水)の     質量で割った値です。

   例えば、ある物質 A の体積が 1 cm³(縦、横、高さが 1 cm の立方体)で    質量が 4 g だった時、同じ体積の水の質量は、約 1 g です。          よって、物質 A の比重は 4 g / 1 g = 4 になります。 

   一般的に、比重が4以上の金属を重金属と呼び、それより比重が小さい     金属を軽金属と呼びます(ただし、明確な区分はありません)。

   主な重金属は、鉄、クロム、金、銀、銅、水銀、鉛などです。         主な軽金属は、アルミニウム、マグネシウム、カリウムなどです。

 

 ・貴金属と卑金属

   金属の空気中での酸化(錆)に対する強さによる分類です。

   空気中で酸化されにくく、表面の金属光沢を長く維持するものを        貴金属と呼び、金、銀、白金などが代表的な貴金属です。           一般的に、希少で高価な金属のことも貴金属と呼びますが、          ほとんどの貴金属がだいたい両方の意味に当てはまります。

   一方、空気中で容易に酸化されてしまうものを卑金属と呼び、         主なものは、鉄、アルミニウム、鉛、亜鉛などです。       

金属の工業材料としての分類

金属を工業材料としてみるとき、鉄を基礎とする合金である鉄鋼と       それ以外の非鉄金属に分類されます。                    概要は以下のとおりです。

 ・鉄鋼

   鉄を主成分とする材料の総称として使われますが、              通常は、鉄と炭素との合金である鋼(こう、はがね)のことを指します。    鋼には構成成分による多様な種類があり、                  工業における金属材料の大部分を鉄鋼が占めています。            鋼の主なものとして次のようなものがあります。

    炭素鋼:鉄と炭素を主成分とし、他の元素も微量だけ含むものです。          その性質は、ほとんど炭素量で決まります。                 通常は、炭素は合金全体の 2 % 以下のものを炭素鋼と呼び、         炭素量が多いほど硬くなります。                      炭素量が 2 % 以上のものは含有量により、                 銑鉄(せんてつ)や鋳鉄(ちゅうてつ)と呼ばれます。            一般的には、炭素鋼は普通鋼とも呼ばれます。

    合金鋼:鉄に炭素以外の元素を加えた鋼です。                    その量が 5 % 以下の場合は低合金鋼と呼ばれ、               炭素鋼に強靭さを付加する目的で加えられます。               主なものは、クロム鋼、マンガン鋼などです。

        炭素以外の元素が 10 % 以上加えられた場合、                高合金鋼と呼ばれ、特定の目的に適応するように加えられます。        代表的なものとして、ステンレス鋼がよく知られています。          一般的には、特殊鋼とも呼ばれます。

 

 ・非鉄金属

   鉄以外の金属の総称です。                         化学的な性質による分類ではなく、工業的に鉄の利用範囲が広範で、      その占める割合がかなり高いため、鉄以外として非鉄金属と呼ばれます。

   しかし、非鉄金属においてもウランやジルコニウムは核燃料に使われ、     ゲルマニウムやケイ素は半導体材料として使われるなど            その利用範囲は鉄に劣らず、広範になっています。

   その他の代表的な非鉄金属として、銅、亜鉛、アルミニウム、ニッケル、    クロム、鉛、スズなどがあります。

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